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CursorはVS CodeベースのエディタにネイティブなアI支援機能を組み込んだコーディングツールです。私は2025年末からメインエディタとして使い始め、約3ヶ月が経ちました。この記事では、実際に使って感じた良い点と微妙な点を正直に書きます。

Cursorとは何か

Cursorは、VS Codeをフォークして作られたAIネイティブなコードエディタです。主な特徴は以下の通り。

  • Tab補完: コードを書いている途中でAIが次の行を予測して提案
  • Cmd+K(インライン編集): 選択範囲に対して自然言語で編集指示を出せる
  • チャット機能: エディタ内でコードベース全体を参照しながらAIに質問できる
  • Composer: 複数ファイルにまたがる変更をAIに一括で指示できる

VS Codeの拡張機能(GitHub Copilotなど)とは異なり、エディタ自体にAI機能が統合されている点が最大の違いです。

良かった点

1. Tab補完の精度が高い

コードを書いていると、次に書くべき行をかなり正確に予測してくれます。特にパターンの繰り返しや、既存コードの文脈を踏まえた補完が優秀です。Tabキーを押すだけで受け入れられるので、タイピング量が体感で3割くらい減りました。

2. Cmd+Kのインライン編集が便利

「この関数にエラーハンドリングを追加して」「型ヒントをつけて」のように、自然言語で部分的な編集を指示できます。小さなリファクタリングや定型的な修正には非常に便利です。

3. コードベース全体を参照できるチャット

@codebase でプロジェクト全体をコンテキストにしてチャットできます。「この関数の呼び出し元はどこ?」「このエラーの原因は?」といった質問に対して、関連ファイルを探索して回答してくれます。

微妙だった点

1. 料金体系がやや複雑

Cursorには無料プラン(Hobby)、Proプラン(月額20ドル)、Businessプランがあります。無料プランでは月2,000回の補完と50回のリクエスト制限があり、本格的に使うにはProプランが必要です。料金は変更される可能性があるので、公式サイトで確認してください。

2. VS Code拡張との互換性の問題

VS Codeベースとはいえ、一部の拡張機能が正しく動作しないケースがありました。特にRemote SSH系の拡張で不具合が出ることがあります。メインの開発環境として使う前に、自分が使う拡張機能の互換性を確認しておくのがおすすめです。

3. AI提案を鵜呑みにすると危険

これはCursorに限った話ではありませんが、AIが生成したコードにバグが含まれることは普通にあります。特にロジックが複雑な部分では、AIの提案をそのまま受け入れず、自分でレビューする習慣が必要です。

VS Codeとの使い分け

現在の私の使い分けは以下の通りです。

用途使うエディタ
新規コードを書くCursor
既存コードのリファクタリングCursor
デバッグ・ステップ実行VS Code
Remote SSH開発VS Code

CursorはあくまでVS Codeの上位互換ではなく、AI支援が有効な場面で使うツールという位置づけです。

他のAIコーディングツールとの比較

  • GitHub Copilot: VS Code拡張として動作。Tab補完は同等だが、インライン編集やComposer相当の機能はない
  • Claude Code: ターミナルベースのCLIツール。ファイル横断の大規模変更に強い
  • Windsurf: Cursorの競合。基本的な機能は似ているが、UI/UXの好みで分かれる

どのツールも一長一短あるので、試してみて自分のワークフローに合うものを選ぶのが一番です。

まとめ

Cursorは、AIコーディング支援をエディタに統合した実用的なツールです。Tab補完とインライン編集は明確に開発効率を上げてくれます。ただし、料金、拡張互換性、AI出力の検証は意識しておく必要があります。

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よくある質問(FAQ)

Q1: Cursorは無料で使えますか?

Hobbyプラン(無料)があり、月2,000回の補完と50回のプレミアムリクエストが使えます。ただし制限があるため、日常的に使うにはProプラン(月額20ドル)が必要になる場合が多いです。最新の料金は公式サイトで確認してください。

Q2: VS Codeの設定や拡張はそのまま移行できますか?

Cursorには設定のインポート機能があり、VS Codeの設定・拡張・キーバインドをワンクリックで移行できます。ただし、一部の拡張機能が正常動作しないことがあるため、移行後に確認が必要です。

Q3: CursorとGitHub Copilotはどちらが良いですか?

用途によります。VS Codeをそのまま使いたい人はCopilot、AI機能をより深くエディタに統合したい人はCursorが向いています。補完精度は同等レベルですが、Cursorのインライン編集やComposer機能はCopilotにはない強みです。


参考書籍: エディタ活用と合わせてPythonスキルを伸ばしたい方に。

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